マニラ@フィリピン 2006年7月
Trip Memo
出発時の印象
人々の荷物がとにかく多い。多すぎ。個人輸入か。
スーツ姿の人は少なくて、普段着の人が多い。女性と子供も多い。
街並み
どこもかしこも建物が古い。道路の舗装の感じといい、日本では見ることがなくなったけど、子供の頃には少しあったような、なんだか懐かしい感じ。人はたくさんいるので、寂れた感じではない。昼間なのに働き盛り風の人がたくさんいる。
セブンイレブンが結構ある。マクドナルドも多い。
交通機関
乗り合いバスが手作り感あふれている。払い下げの米軍ジープを改造していると教えてもらった。輸入しないで自分で作るとこうなっちゃうんだ。
車は古いのが多い。凹んでいるのは当然。タクシーはエアコン付が売り。
バイクのタクシーがものすごい量。渋滞も当然。道路にはたくさんの売り子(おじさんや子供)がいて、渋滞している車を相手に、食べ物を売っている。スナックとか新聞とか。
セキュリティ
治安に不安があると言われてるけど、全然ピリピリした感じがない。
どの建物に入るにしても、警備員が立っていて、セキュリティチェックしている。車はミラーで下部やトランクもチェックする。荷物も中を開けさせられる。でも、全然見てない(←本当に、全く見てない)ので、やってもやらなくても全く同じ。ということは、みんな分かっているんだろうけど、誰も気にしてないに違いない。
ホテルでは警備員だけでなく、金属探知機(空港にあるゲート状のもの)や犬もいた。でも、多分、金属探知機はスイッチが入ってない。(結構金属物を身につけていたけど鳴らなかった。)
食べ物
何度かチキンを食べたが、美味しい。味が濃い。
マンゴーも美味しい。マンゴーはこんなに美味しい物なんだと、ちょっと驚いた。
フィリピンと言えばバナナをイメージするけど、バナナは全然見かけない。デザートにも出ない。
ケチャップはトマトを使ってない。色は赤いけど、原料にトマトが入ってない。
食べ物のお土産は、干しマンゴーしかない。土産物屋の壁一面に干しマンゴーが並んでいて、いろんなバリエーションがあるように見えるけど、量が違うだけで、中身は全部同じ。
チョコレートは、カカオの風味がなくてザラザラしている。砂糖の茶色い練り菓子みたい。
気候
雨が降りっぱなし。嵐のように降ったりもする。雷や風はなく、ひたすら雨が激しい。
湿気がすごい。(大阪も負けてないけど。)
ホテル
机の照明を消そうと机の上にあるスイッチをOFFにすると、壁のコンセントの電源供給が止まる。コンセントもスイッチも複数あるのに、なぜこんなことになっているのか、理由がわからない。でも、こういうところがフィリピンらしさに違いない。
アメニティセットはあるけど、前の人が使った分は補充してない。箱があれば、箱が濡れてふやけてても、中身が揃ってなくても関係ないってことなんだな。
朝、全館が停電してびっくりしたけど、どうやら珍しいことではないらしい。非常灯が点いていないのも当たり前のことにちがいない。4つ星ホテルなんだけど。
その他
携帯電話より、テキストメールの方が普及している。安いかららしい。
ホスピタリティがすばらしい。人生観の一部になっているような印象すら受けた。見習うべき姿勢だと思った。
スタバで、日本では売ってない、いい感じのタンブラーがあって嬉しかった。使いもしないのに、何故タンブラーだと買ってしまうのか。
いろいろなことがいい加減だけど、みんながそれを前提としてるので、あまり困ったことにならない、って感じ。